無題
死んでしまいたいと何度思ったのだろう。
本気で実行したことはないし思うだけ、これからもそうなるんだろうなあと思っている。
無知であったが故に薬を用量より少し多く飲めば死んでしまうのではないかと思ったし、適当に首を吊れば死ぬのではないかと思った。
どれも死ぬなんてのには程遠くてどこまで遠くを見ようとしても見えるのは生の道でしかなかった。
どうすれば死ねるのだろう。飛び降りればいいのだろうか、もっと薬を飲めばいいのか。
誰もどうも助けてくれない死にたいが本気だなんて思っていない。
わたしの死にたいと願う気持ちは本物なのに。
死んだらピンクの花と一緒に火葬してほしい、
ピンク色の花でいっぱいにしてほしい。
地下アイドルと撮ったチェキも一緒にいれてほしい。
他はいらないから全部捨ててほしい、マンガは絶対に売らないでほしい、人にあげないでほしい。わたしのものはわたしのものだ。
生きてたすべてを捨てて燃やしてそれと一緒に忘れてほしい。なにも思い出さずに過ごしてほしい、何一つ。
そうすればきっとわたしはちゃんと死ねるから。
今もっているもの、何一つ手離したくなんかないけど死ねるなら全部あげたって構わない。
もう疲れたの、しんどいの、どうすればいいか分からないの。
せめてこの気持ちだけでも理解して。
構ってほしいから言ってるんじゃないんだよ、死にたいんだよ。分かんなくたっていいからわたしに期待しないで、何も求めないで。
どうでもいい扱いしてるくせにわたしに何か求めるのは間違っているでしょう。ねえ、違うのかな。