愛=?

愛って何なんだろう。

2歳前後の時に母親がいなくなって以来、わたしは誰からでもいいから愛が欲しかった。

 

それは歳を重ねるごとにひどくなって、

ついに高校1年生の時にインターネットを利用して様々なと男の人と会うようになった。

 

色々な人と会った、性的なことを1度だけするような人も居れば関係が続く人もいた。

1度だけの人は印象には残っていないが関係が続いた人は頭に残っていて、ここ2、3日はその人たちに苦しめられた。

わたしの価値というのはわたしが女である部分で、それをわたしは利用した。しかし後に苦しめられることになる。

 

相手の人はどの人でもかならずわたしを家に呼びつけた。自分は家から出ずわたしが来たら招き入れやることをやったら追い出す。そんなような人が多かった。

わたしは人の誘いを断るのが苦手で、いつも嫌だったけれど首を縦に振る以外の方法はなかった。それでもわたしは平気だった。わたしは、どんなにわたしの扱いが雑でもわたしが尊重されていなくてもその時だけはみんなわたしとことを好きと言ってくれていたからだ。

本当に好きでいてくれてると思っていた。

わたしは‪わたしのことをすきでいてくれるひとがすきなのだ。

それは今でも変わらない。

 

でも昨日、気がついてしまった。

みんなはわたしのことなんかすきじゃないと、興味すらないと気がついてしまったのだ。

なんで今更こんな事に気づいたのかは分からない。でもすーっと誰も私のことを好きじゃなかったと頭に入って来た。それは消えることなくわたしを苦しめた。

だれもわたしのことがすきじゃないと言うのならば、興味すらないと言うのならば、わたしはみんなに外側をべたべた触られてこころをぐちゃぐちゃに潰されているのが耐えられなかった。それが苦しかった。指紋だらけのぐちゃぐちゃを愛してもらえるとは思わなかっただからだ。

 

でも、かれしは知った上で‪わたしのことが好きだと言ってくれた。愛してると言ってくれた。ぐちゃぐちゃでも、一緒に形を作っていけばいいと言ってくれた。

 

わたしはその言葉に救われた。どん底に落ちて戻ってこられないかもと思っていたところに救いの手を差し伸べてくれたのだ。

 

わたしはもう、都合のいいようには使われない。利用させない。何があってもわたしはわたしを護るために今までしてきたような事は2度としないと決めた。

それでもこれから先、間違えることはあるだろう。その間違いに向き合うのには時間がかかると思う、受け入れるにはもっと時間が必要だ。

でもわたしは逃げない。絶対に逃げ出さない。

自分のためにも、わたしのことを好きでいてくれているかれしのためにも。

 

こうしてわたしはひとつの愛を手に入れた。幼少期からずっと1番ほしかった愛を手に入れた。

わたしはいまから愛に向き合って生きていく。愛がなんなのか知るために。

いつか=のその後、?は答えが見つかると思う。答えが見つかるその日まで、わたしは頭で考え続けたい。